2017-09-10

五城目散歩。



先日のオジフェス2017で、出会った方のお店。
五城目の商店街のほど近く、「ものかたり」さん。
外からは、子供たちが座って本を読んでいるところしか見えず。
どんなお店か想像できなかったのですが、入ってみるとびっくり。
窓側に作られた畳の小上がりの奥は、おしゃれな空間が広がっていました。
とてもシンプルで、古くて新しい、あたたかいお店。
なかには蔵もあり、ちょっとだけ見学させていただきました。
2階は古いお家そのままで、畳に寝そべって昼寝したくなりました。
お話を聞くと、絵本を中心とした古書や、古材を扱うお店なんだそうです。
事業者にも個人にも、こんな絵本の組み合わせはどうですか、と提案してくれたり。
リース(定期的に交換)もしてくれるそう。
7月にこのお店を知っていたら、秋田に来てくれた友人に教えてあげれたのにな。
五城目に行かれる方は、立ち寄ってみてはどうでしょうか。

ものかたり
http://www.mono-katari.jp/





そして、五城目でもうひとつ、行ってみたかった、馬場目ベース。
休校になった小学校を、オフィスとして貸し出している施設。
各教室にいろんな会社が入っています。
県外からも多くの方がいらっしゃっていて。
田舎のこれからの様々な課題を考えるため、注目されている場所。
実際に行ってみると、とても広くて、きれいで。
木々や川に囲まれた素晴らしい環境でした。
おもしろいなぁ、五城目。
こういう場所も、朝市も、町が未来に向かっている空気感が、素敵です。
他の市町村も、見習わなければいけないですね。





映画の撮影に使われる場所があるらしいので行ってみる。
車がすれ違えないような山道を、のろのろ。
この夏の大雨で、初めて川が氾濫したそうですが、水もひいて、のどかな風景。
かやぶき屋根のお宅が何軒かあり、そのうちの一軒が観光施設として使われていて、映画の撮影も行われたそうです。
その管理をしているおじいさんと話していたら、共通点が見つかり。
この土地の話が半分、ここまで来て、自分の地元の話が半分。
不思議な時間でしたが、この景色を見れただけでも、よかった。
おじいさんは、撮影で訪れた、まだ小さいころの土屋太鳳さんと、5日間くらい一緒にいたらしく。
今の活躍をとても喜んでいました。
こういう話も、あたたかくて、いいですね。

そのさらに先、さらに山奥にある、ネコバリ岩。
岩から生える木々、たしかに神秘的で、すごい光景です。
根っこを張るから、ネコバリ岩、なのかと思ったら。
この辺の方言で、ねこばる(がんばる)、からきているそうです。
木々が岩から落ちないように、がんばって生えている。
道中はなかなか大変ですが、こちらも見れてよかったです。