2015-12-26

音メモ 27

晴れ間がでて暖かくなると、積もった雪が屋根を走り出します。
ゴゴゴ、カラカラ、ポツン、ベシャ。
冬の晴れた日は、屋根の上が騒がしい。
雪とピアノの音メモです。


海外の方から、「フランスのエッフェル塔が浮かびました」というコメントが。
よく、秋田の方言はフランス語に発音が似てると言いますが。
ここにきて、秋田とフランス、景色の音も似てる説。





2015-12-14

東京で数日、おまけ。


この老木に、一目惚れしました。
45度くらいに折れ曲がって、傷んで、苔だらけで。
しかし、“威風堂々”という言葉がしっくりくる貫禄。
この木をテーマに曲を作って、また会いに行きたい。

2015-12-13

東京で数日、その2。


朝から用事で、文京区の区役所付近へ行きました。
都会の役所はやはりすごいですね。
展望室をまわって、レストランでちゃっかり食べて。
先日、秋田で小さな山に登りましたが、まわりの山も、見下ろした屋根も、三角だらけ。
東京は、見渡す限り、四角だらけ。
面白い違いだなと思いました。




帰り道、すぐ近くに庭園があるそうなので、行ってみました。
小石川後楽園、かな。
東京の紅葉が遅れたおかげで、真っ盛りを散歩できました。
よく行っていた六義園のライトアップ期間からは惜しくも外れてしまったけど。
ここでも十分に満足でした。




付き添いで、皇居の乾通りの通り抜けにも参加しました。
すごい人で、うまく写真も撮れなかった。
都会でも、もちろん田舎でも、できるだけ行列には並ばず暮らしてきたので。
なかなかの苦行でしたが、一生に一回だろうなと、いい経験でした。
普段は隠された道を歩くというのも、なかなかおつなもので。


2015-12-12

東京で数日、その1。



急な用事で、東京に数日いました。
予定を済ませ、前に働いていた街を散歩し、元同僚とコーヒーを。
夜勤明けによく通った、“ 喫茶のら”。
朝、開店してすぐ、まだ誰もいない2階で、コーヒーを飲むのが好きでした。
店員さん、覚えていてくれたのが、うれしかったなぁ。
音メモをCD-Rに焼いて渡したら、流そうかなって言ってくれて。
うれしい。




“ 南天 (食べログ) ”
レゲエの流れる、ちょっと変わった雰囲気の立ち食いそば。
2日に1回は食べていたな。
仲良くしていただいて、一日だけ、南天マン(青い作務衣と白いタオル)に変身。
お手伝いしたこともあります。
やっぱりここだけは、東京にくる度、これからも来たいな。




まわりは、いろんなお店がなくなって、ほとんどが居酒屋になっていた。
ここにいるのが当たり前だと思っていた頃と。
いないのが当たり前の今は。
まったく違うようで、同じなんだなと感じました。
終点まで乗る新幹線の、号車を変えるくらいのものなんだろうなと、思いました。


2015-11-30

Kota Okuyama「basin (ft. satohyoh)」

友人の曲を録音しました。
編集は音メモ風に、とのことで、合わせて聴いていただけるとうれしいです。
同じ時期に楽器に興味をもって。
ギター担いでお互いの家を自転車で往復していた頃を思い出しました。
田んぼだらけの道でも、楽器もって走るだけで、すごいことしてる気分になってたな。
長い間を経て、またギターを弾き始めてくれたこと、うれしいです。


Kota Okuyama「basin (ft. satohyoh)」



2015-11-26

コンピレーションCD参加のお知らせ。

エフエム秋田 30th Anniversary
“Do You Remember Local' Roll Radio?”
参加 : 青谷明日香 / PAL from JIKEI SAUCE / An-VEINGER'z / gyro-captain / The Mori's Dadd / The KING LION / 英心 / 羅漢 / 松本英子 / 石川コウ / 砂丘 / halos / satohyoh

2015.12.15(Tue) RELEASE
¥1500
品番 RTR-10108


エフエム秋田さんの30周年を記念し、秋田ゆかりのアーティストが“ラジオ”をテーマに作った楽曲のコンピレーションです。
その他詳細は今後も更新いたします。
お問い合わせはエフエム秋田さんへ : http://www.fm-akita.co.jp/


秋田出身のアーティストさんたちに、こうして加えてもらえるのは、とてもうれしいです。
音メモをもとに、ラジオの思い出を込めた楽曲に仕上げて、収録していただいてます。

2015-11-03

10月も過ぎて。


宮城県石巻の海産物を、なぜか秋田の山の中で焼いて食べる、という催し。
会場から、国道をまっすぐ走ると石巻に着くから、という理由らしく。
面白いことを考える人がいるもので。
しかし、山の中、森の中、ホタテやカキを焼いて食べるのは、とても不思議な気分。
美味しかった。
天気があまりだったけど、紅葉も少し観てきました。



新そばの季節ということで、新そば解禁!、という催し。
秋田は稲庭うどんのイメージがあると思いますが。
その先に、そばが美味しい地域があるそうで。
初めて新そばで食べましたが、驚きました。
本当に美味しかったです。
温泉もある地域なので、また行きたいな。



こたつ解禁!、という催し。
最高気温が一桁になった日、ついに。
開会の挨拶に代え、アイスを食べます。
少し横になります。
少しが、だいぶになります。
畑から野菜をとってきて、きのこ類と共に鍋をします。
秋刀魚を焼いて、ゆっくりお酒を飲んで。
閉会の挨拶に代え、〆のうどんを食べます。
総じて、秋だなと思いました。
次の日の朝、今年最初の新米、上に乗せるのは、辛子明太子にしました。

2015-10-29

音メモ 26

秋深まり、周囲では、大きな決断や選択をする話が多い。
今回、友人らのその一歩にサントラを作るつもりで。
にぎやかしと拍手を添えて。





2015-10-02

音メモ 25

先日書いた、小岩井農場の音。
農場内を周回するいろんな乗り物がありました。
牛のかたちのもの、大きなトラクター(!?)に繋がれたもの。
可愛らしい花のカップのようなもの。
発車ベルや、通過を知らせる鐘の音が、近く、遠くと鳴っているのが心地よかった。
それらの音を端々に加えて、シンプルなピアノの音メモです。





2015-09-28

過ぎそうな9月のこと。


まわりが色づき、ますます秋めいてますね。
9月の話。
まずは、地元の街フェスに、初めて行ってみました。
駅の周辺、いろんなところにステージが組まれ。
様々なジャンルの音楽が演奏されていました。
普段は触れないような音楽もたくさんあり、面白かった。
しばらく一緒に活動していたドラマーくんも、地元のバンドで出演していて。
彼のドラム、久々に聴いたな。
そして、関係ないですが、この時期に採れる茄子は、本当に美味しい。
秋茄子はなんとかといいますが、焼くだけで甘くて美味しいので。
味付けするのがもったいないくらしです。





連休には、小さな怪獣たちが泊まりにきました。
地元のお祭りに連れていって、ババヘラアイス食べさせたり。
バターが苦手という子に、チキンバターカレーを作って。
苦手克服をこっそり仕掛けたり。
野菜が苦手という子に、あまいドレッシングを作って、食べさせたり。
小岩井農場へ行って、ジンギスカン食べたり。
盛岡で冷麺を食べたり。
あれ、食べてばっかりだな。
でも、小岩井農場では、おもいっきり動きました(遊びました)。
動物と触れ合って、カーレース(自分で漕ぐ)もして。
でも、いちばん楽しかったのは、「ブランコ」とのことで。
そういうものですよね。





角館、秋田の有名な観光地。
趣のある通りに、息がもれつつ。
石造りの用水路を流れる落ち葉だったり。
あと、モノクロの色調に急に現れる、真っ赤なポスト。
そこじゃないよ感、ブランコの子と、変わらないな。



最後に、とても星が綺麗で、天の川までくっきり見える日がありました。
星すごいなと思っていたら、急遽、山の方へ行く用事ができて。
夜景もみえて、花火もあがって、星がすごくて、とても気分のいい夜でした。
真っ暗な山を、手元の小さな光を頼りにのぼるというのも。
田舎とはいえなかなかないので。
思い出話も、いつのまにか未来の話に変わるくらい。
前向きになれた光と闇の風景でした。
9月は音メモを更新できませんでしたが。
来月はまた、音メモ作りたいと思います。

2015-08-30

音メモ 24

定期的にくる、THE BAD PLUSをずっと聴きいていたい日々。
以前、影響されて変なことをするアコースティックなバンドをしていた。
そういうのを思い出しつつ、アコースティックトリオ風な音メモです。






昨日、久々に秋田のライブハウスに行きました。
高校生のときは、終電でトリが見れないでお馴染みでしたが。
今回はトリしか見れないという逆事態。
たくさん見たいバンドがいたので残念でしたが。
鴉のライブがとてもよかったし。
お世話になった人にたくさん会えて、うれしかったです。


中学生のとき、身近な人に初めて貰ったデモテープ。
実は音楽を作っている人だという事実、驚きでいっぱいでした。
その人に4トラックのカセットMTRを貰って。
真似事で始めた音楽づくりですが。
今もこんなかたちで続けてるので、縁って不思議だなと。
そして、昨日その人のライブに間に合わないという、恩知らず。
すいません。
あの頃に出会った秋田のバンドマンさんたちがいなければ。
自分で音楽つくろうなんて思わなかったし。
東京で音楽の仕事したいーなんて発想は生まれなかったので。
壁際でぽつんと一人でライブ見てた子を優しく仲間に入れてくれたみなさん。
感謝でいっぱいです。


今はこうして音メモつくるくらいしか音楽活動できていないけど。
初心に帰るような夜でした。
そして、ライブハウス、やっぱり楽しいな。


2015-08-08

音メモ 23

夜にようやく涼しい風が入ってきて、風鈴を揺らす。
遠くで花火の音。
蚊取り線香の匂い。
久々にガットギターの音を入れました。





2015-07-14

音メモ 22

好きなマンガの最終話を読み終えたときの、満足感と寂しさをこめて。
岩岡ヒサエさんの、“星が原あおまんじゅうの森”という作品。
ひとコマひとコマ、丁寧に描かれた森の景色が、毎回楽しみでした。
とてもいい最終巻でした。
でも、終わってしまってやっぱり寂しいな。




2015-06-08

過ぎた五月のこと。

5月はあっという間に過ぎてしまいました。
そして、ひとつ歳をいただきました。
のうのうと、暮らしています。
田植えの季節、雨の日も風の日も、外に立っていました。
ずぶ濡れで心が折れそうな瞬間もありましたが。
休憩で、大の字になって空を見ていたり、自然の中でコーヒー飲んだり。
泥で汚れながらも清々しい一ヶ月でした。
荒れた土地を、田畑にする作業が、屯田兵気分でした。
ひと段落して、温泉に行ったり、お酒を飲みに行ったり。
お酒は、この一年で、本当に弱くなりました。
田舎は事あるごとにお酒を飲みますが、うまく逃げてます。
もう、ストロングが、受けつけない身体です。


soundcloudで、“piketa piano pieces”というplaylistを公開しました。
※追記 : 現在は公開終了。

ピアノが弾けないピケタは、音を継ぎ接ぎして、ちぐはぐなピアノの曲を作る。
なんとも不思議な音色に、人々は興味をもつが、ピケタはピアノが弾けない。
なので、人前で演奏はできない。
代わりに誰かが演奏しても、聴衆は少しだけ、不満に思う。
「ピアノが、ピケタだったらなぁ」
ピケタなんてピアニストは、存在しないのにね。


正しくは、“piketa pieces piano”(ピケタはピアノを継ぎ合わせる)ですが。
“piketa piano pieces”(ピケタのピアノ集)にしている裏には。
そんなお話があったり、なかったり。
裏側を話してしまえば。
《もしもピアノがピケタなら》という駄洒落。
なんとなく、意味をもってくれた。
また多くの出会いを生んでくれたら、うれしいです。

2015-05-16

音メモ 21

前回に続いて、3分ほどの、メモ(というか曲)です。
音メモ10番台は、風景音+ピアノがほとんどで。
ただそこにある音に、ピアノやアコギを重ねていましたが。
20番台は、さらにそれを発展していければと。
覚えたての技法で、作ってみましたが、どうでしょうか。
作るのは、シンプルも、こういうのも、どちらも好きです。
ある古い有名なフレーズを、弾いてます。
どこかで、さりげなく。
探してみてください。





2015-05-06

音メモ 20

ひとつできるようになるたびに。
あたらしいできないことが、みっつもよっつもでてくる。
いつまでも足りないけど、少なくても。
1年前の自分が聴いて、おっと思えるものには、していきたい。
長袖でも少し涼しいくらいで、季節が止まって、くれないかな。
農作物が育たないと、困るけど。
昼のラジオで、番組をつなぐ合間の時間。
CMではなくインストの音楽が流れる時があります。
だいたい、こういう曲です。
その時間、ちょっとだけ楽しみにしてます。





2015-04-26

音メモを始めてから、一年が経ちました。

前回の(memo19)を使って、3分程の曲に。
1年で、まだこれくらいか、とか。
1年で、これくらいはできるようになったな、とか。
いろんなことを考えた一日でした。





2015-04-12

音メモ 19

音メモ14を、再編集。
先日、ビニールハウスの設営をしました。
ここで育った苗が、誰かのお家に、誰かのお腹に、届く。
きっと音楽と一緒。
風で飛ばないよう、ビニール紐を張り巡らす作業で、うちではサンダルを使います。
紐を結んで、岸から岸へ、投げ合い、固定します。
春の恒例行事ですが、よく考えたら笑っちゃう、我が家の春の風物詩です。





2015-03-28

音メモ 18

あんたがったどっこさ、みたいなものをつくろうとして、こうなりました。
気持ち悪いですが、ずっと聴いてると、じわじわしてきます。




2015-03-09

音メモ 17

昨日の朝、カーテンを開けると、家の上空を気球が通過していました。
バーナーの音が心地よかったので、録音して、音メモにしました。
朝に録音したものを、昼間に編集して、夕方に届ける。
今回は、まさに産地直送ですね。
音メモ、今後ともよろしくお願いいたします。


小さい頃に、気球に乗りました。
子供しか乗れないとのことで。
地上にいる親がみるみる小さくなっていき。
だんだん恐くなり、「降ろしてー!」と泣いた記憶があります。
気球や、飛行船など、のんびり浮かんでるものに、憧れます。





2015-02-05

音メモ 16

いよいよ、1階窓の半分近くまで。
家が埋まっています、屋根からの雪で。
都会に住む子供たちが秋田に来て。
雪遊びをするのを、安全のため見守る役をしました。
初めての雪遊び。
ダイブ、そり遊び、雪合戦。
手が冷たくて泣く。
こたつから出てこない。
ここまでがだいたい、セットです。
大人はご飯の準備。
時計の音を聞きながら、うとうとする子供たち。


ちなみに、いつも“スノーダンプ”という。
大きなシャベル?を使って除雪をするのですが。
その音が、波の音に似てるなーと、録音していて思いました。






2015-01-28

カタコトで、伝わること。

ここ数日は快晴で、少し雪も溶けましたが。
また明日から雪に閉ざされた景色になるそうです。
数日前に、「あなたの音楽よくできました!」・・で始まる、感想メールが届きました。
面白い言い方だなと思ってよく見たら、送り主は、海外の方。
日本語で送ろうとしてくれたことと、翻訳サイトを使ったためか様々カタコトになっていることに、ほっこりしました。
自分も、soundcloudなどを通し英語でやり取りするとき。
変な言い回しになってないか、ちゃんと伝わるか、不安になりながら送っていますが。
そんなのは関係なく、ちゃんと伝わるものなんだなと。
カタコトのメールを貰ってみて、思いました。
しかし、「よくできました」なんて、小学生の通信簿ぶりに言われたな・・。
大人になってから言われると、恥ずかしいような、素直にうれしいような。
でもまだ、「もっとがんばりましょう」な人です。

2015-01-12

音メモ 15

今年最初の音メモです。
なんだか、楽しいことが始まるような・・・。
あらためまして、今年もよろしくお願いします。